どのタキシードにしますか?と言われ、よくわからずに色々羽織ってはみたものの、実際何を基準で選べば良いのでしょう。
実際に購入にしてもレンタルにしても、意外と高額になることも少なくないため、ここはしっかり調べて慎重に決定したいところです。
実は、結婚式で新郎として着用するタキシードと一口にいっても、色々な種類を総称してタキシードと呼んでいるケースが多く、実際にはタキシードではないタイプもあるのです。
みなさんの中で、結婚式の新郎が着るタキシードって、白い長いタイプ!というイメージの方はいらっしゃいませんか?
ケーキ入刀のシーンや、キャンドルのシーンといえば、新婦のウエディングドレスも、新郎のタキシードも、白。厳密にいえば、それはタキシードではないのです。
まず、本来のタキシードはどんなものかをご紹介します。
正式なフォーマルタキシードの一つが、こちらのタイプです。
海外の映画祭や授賞式、ドレスコード「ブラックタイ」とあるパーティーで着用する必要がある、フォーマル・タキシードですが、最近では映画 007で主人公 ダニエルクレイグの着用している、スカイフォールという映画も印象的です。
新郎が着る衣装にはタキシードのほかにも、フロックコート、モーニングコート、燕尾服などがあります。
結婚式場などは結婚式のプロであって、洋服のプロ養成講座があるわけではないので無理もないのですが、式場やカメラマンでもフロックコートやモーニングコートは、タキシードと認識されているケースも少なくないようです。
燕尾服をタキシードと呼ぶことは本来ないのですが、過去セーラームーンというアニメがあり、この中にタキシード仮面という人物が登場したことを記憶している方もいらっしゃるかもしれません。
実はタキシード仮面が着用しているのはタキシードではなく、燕尾服です。丈の長い燕尾服の方が、アニメとしても雰囲気が出せ、キャラクターや演出に合っていたのでしょう。
燕尾服は尾っぽのように後ろが伸びているので、テイルコートという呼び名もあります。
それでは、ハリウッドスターなど、海外セレブが着用している姿を見かけることもあるこのタキシード、
それではこのタキシードの特徴を見ていきましょう。